そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

喜劇王の退場

国民的『喜劇王』と言われると

私は非国民だということになる。

実は彼についてはあまり印象がない。

 

『8時だよ全員集合』も『ドリフターズ』も

物心つく前のころだった気がするし、

そもそも見る習慣が我が家になかったからだ。

ネタとしては一世を風靡したバカ殿ぐらい?は

ちらっと見たかもしれないが、

知識として記憶に残るのみである。

 

ただ勿論、芸能人として認知はしていて、

就職して西東京市に通勤するようになり、

東村山=志村けんさんの出身地と知った。

これもネタを知っていたわけではなく、

友人に教えてもらっただけの話ではあるが。

(同時に所沢=所ジョージさんの出身地とか

東久留米=めぞん一刻のモデル&パパイヤ鈴木さん、

みたいなことも知ったので、その一環?)

 

なので、顔と名前が一致する芸能人、

程度の認識しかないし、追悼番組を見たところで、

たぶんそれ以上の感慨は湧かないだろう。

しかし彼の死のインパクトがこうも絶大だとは。

実際、全国的に新型コロナの脅威に

一気に現実感がわいた人も多いようなので、

それだけの人なんだ、としみじみと思ったりする。

 

お笑いやバラエティ番組を通過しなかったので、

世間一般では超有名な芸人さんでも、

私の認識が違うんだなあと思うことは多々あって、

タモさんは地理とか鉄道で博識なおじちゃんだし、

たけしさんは映画監督だし、さんまさんはよく知らない。

 

ただ、昭和という時代を色濃く背負った芸人さんが

ひとり、強いインパクトを残して、死んだ。