そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

リアルな接触の特別感

ちょっと前(15〜25年前ぐらい)を舞台に

小説書いてると、とにかく難しさを感じます。

 

や、大正パロとか書いてるのになに言ってんだ、

というと、そこはそれ。

時代小説はある程度、最初から心構えというか

覚悟が出来ているので慌てないけど、

地続き(自分が生きてたわけだし)だから、

現代の感覚で書いちゃうんだけど、

20年前はスマフォないからね、という。

 

25年前だとインターネットもビミョウというか、

そうだ、Win95の時代か…!!

それなら私もちゃんと知ってる(笑)

でもネットって学校で触るものだったというか、

自宅に導入されたのってもうちょっと後だし。

パソコン通信の時代はわからないし…)

たぶんケータイが一人一台になったのが、

20年前くらいですかねえ。きっと。

 

元々、自分が持ってないので全部想像で書いてますが、

それでも、ないと途端にコミュニケーションツールが迷子。

電話…?(あ、中高生書いてた頃は家電だったな。笑)

物理屋さんと右腕は無駄に文通してましたが…

でも逆に、告白が体育館裏で直接相対して、から

電話とかになって、最近はLINEで済ませるらしいけど、

そうなるともう未知の領域のような気がする。

 

ただ、このコロナ禍で

「リアルなコミュニケーションが必要な関係」

っていうのが明確になったような気はしています。

昔、森ミステリだったかな(S&Mシリーズ)か

京極先生のルガルかで、

リアルな接触が特別(多分に性的)なことになる時代が来る

という一文があっ焚きがするんだけど、

しみじみとまったくその通りだなと思ったり。

 

話がばらけたな(笑)

待合せするのも大変だった時代から、

(私の子どもの頃って口伝ぐらいしかなかった)

通信がモバイルで出来るようになって、

待合せが特別なことではなくなった。

でも今回、疫病でリアルな接触が特別になって、

「揺り戻し」が起こってるってことなんだろうな。

意外に深い話になった。