そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

勉強を頑張る女子たちの唯一の救いを裏切る社会とは

私は子どもの頃から出来ることが少なくて、

特技もないし、運動神経は絶望的だし、

容姿も残念だし、性格もクソ生意気

(とリアルに言われる子どもだった)で、

褒められるところがまったくなかった。

ああ、身体は丈夫だったかな。

 

それでも運良く?お勉強だけはすこし出来たので、

学校生活では内申点やら生活態度に難があって、

友だち少なくて、コミュ力が低くても、

とにかくテストの点数が良ければなんとかなる、

という生き方をしていた。

 

だってね、受験ってすごくない?

とにかくテストで点数が取れればいいんだもの。

人間関係とか相性とか無関係で、

評価軸がたったひとつで、誰にでも平等だった。

私がどんな人間でも、どんな見た目でも、

男でも女でも何者でも、点数さえとればいいのだ。

それはほとんど福音のようなものだった。

 

そう思って生きてきたのに、

性別やら年齢で最初っから傾斜が付いていた、

という医学部入試のニュースに、

膝から力が抜けるほど絶望したのは覚えている。

世の中は不平等なことばかりでも、

せめて受験くらいは平等であって欲しかった。

こんちくしょう。

 

私は医学部は受験してないけれど、

そんなことが現役のときに分かったら暴れる、絶対。

そして、都はそんな不平等を中学生に強いてる。

元から男女の募集人数が違うっていうけど、

そういう問題じゃないし、それ自体がおかしい。

同じ学校に入学する生徒で、

男子と女子に学力差がある異常性を考えた方が良い。

そんな簡単なことが何故解らない?

 

と、暗澹たる気持ちになるのでした。