そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

重厚なスパイ大作戦?!

二月の祝日は移動しないんですよ。

まあ建国記念日(由来がビミョウとは思うけど)と

陛下ハピバなのでハッピーマンデーになるわけない。

 

ま、おかげで久々に水曜日に映画見ようかと。

ジョカゲの柳先生が評を寄せてたので、

オペレーション・ミンスミートにしました、

ドライブ〜かキングスマンかとちょっと迷ったけど!

やあ重厚なスパイ大作戦で面白かった。

(どこいった語彙力)(でも超褒めてる)

 

でもほんとい、私が知らないだけで、

元はといえば007の原作者が関わった実話なんで、

スパイ大作戦とか007ネタが散りばめられてるはず。

MとQのモデルってこの人たちかーとは思います(笑)

あとチャーチルのクセとかペットとか、

当時の政情詳しいと、これか!と思うネタ多そうです。

 

戦争が如何に愚かしいかは置いといて、

いや、もちろんこの手の映画はそれが主題なんだけど、

諜報活動って、虚構が現実に混じってしまって、

境目がなくなるんだろうな…切ない…というのと、

それでも人生は続くし、友情も愛情も確かにある。

あと、敵国に二重スパイを疑われてる

本当は三重スパイの大佐は、

女にも男にも色仕掛けしないといけないのか大変!とか。

いやあれ007のパロなんだろうけど、男前大変(笑)

そして最後に「ええええ」もあるさすがスパイもの。

 

しかし、この作戦自体が実話ベースなのが衝撃だよ、

遊び心とは言わないけどもう洒落だよね。

日本軍だったらゼッタイできない感じのフェイク。

あととにかく、流石はグレートブリテン

英・独・イタリアの軍服の仕立ての美しさが完璧だし、

ヒゲパラだし、楽しかったです!!

私がもうちょい名前覚えるの得意なら良かったのに…

(肝心の死体本人のお名前がすっかり)

 

や、わりと私がその辺りの倫理観が薄いので、

共感するのがちょっと難しいのですが、

死体を損壊すること・肉親の遺体を捜すこと・

きちんと埋葬することが尊ばれてるんですね。

宗教的な意味もあるとは思う…

主人公の片割れのお兄さんが戦死してて、

遺体を引き取れずにいたのを母親が気に病んでて、

それをダシに(?)相方を監視してたという設定で、

それだけ…重要なんだろうなとは。

 

あっ、超有名な作戦なので予習した方がいいです!

私うっすらな記憶で申し訳なかった。

10万人の兵士を戦地に向かわせる理由、

その責任を取るという政治家や将校たちの気概。

あと女性陣が実にいいのでそこも◎です。

タイプライター打てるって特殊技能なんですよ、当時。

そんで間の取り方がイギリス映画っぽかったです。

 

てか、恋をしたシェイクスピアの監督さんか!!

今更ですが(笑)あの映画も好きだよ!