何もしないと益体もないことを考えるので、
それならいっそ創作でもしてたほうがいいんじゃ、
と思ったり…しています。
あとせっかくだから、勢いでツイートしたヤツ、
記録を兼ねてここにまとめておこうかなと。
先日、TLに、原作への敬意と愛をもって
二次創作をしている書き手さんが、
少々…多分に鬱屈した思いを吐露したツイが流れてきて、
そのモヤモヤは分からないでもない、と。
や、勝ち負けと言ってしまうとアウトだけど、
そういうのを感じることはある。
トレンドとか潮流とか傾向とかいうけどさ、
だいたい数は力なんですよ、それはしょうがない。
原作の世界観や物語とは別軸に、
そもそも「型」に対する好みや偏りはあるもので。
それがBL界隈だと『体格差CP』や『美形受け』、
『好きなキャラを受けにしがち』『幼馴染みCP』
『ライバル関係』とかまあいろいろある。
(列挙してみたけど、なんだろう、
自分の守備範囲外の要素をまとめた感じになってしまった…)
もちろん、それらは独立で存在するけど、
アラカルト的に組合せで「ハマる」こともある。
幼馴染みの体格差CPとかね。
そしてそういう『好みの集合』を並べてみれば、
相対的にメジャな組合せと
マイナな組合せが存在することも事実…
ちなみに、それは『根拠』(もしくは原典)である
原作からは逸脱する事さえあるのだけれど、
それもどうしようもない。
本人達に制御できるものではない(性癖だから)、
ただ分母が多ければ多いだけ傾くのも早くなるもの。
そもそも作品世界の中での立場、挙動、容姿や体格差、
人気の高さ(=シンパシーを感じやすいかどうか)等で
このCPしかありえない…!と心を決める場合もあれば、
自分の『好み』や『願望』を仮託して、
わたしのかんがえたさいきょうのCPになる場合もある。
それは読み手の自由だろう。
そして、原作へ理解や付き合いが深い浅い、
長い短い、強弱、そういう尺度とはまた別に、
元々の「好み」へのこだわりがあるのは読み手の自由で、
いろんな要素が組み合わさった上での『界隈のトレンド』
それは誰にもコントロールが出来ない。
いや、この原作からどうしてそうなるよ?!
お前ちゃんと読んだか!? 正気か??
適当に途中から妄想混ぜたんじゃねえのか??
と、言いたくなることがあっても、
それは単に自分と付箋を貼る箇所が違うだけであって、
作品は多面体だと言うだけなのだ。
ただ、そうして起こった『界隈のトレンド』が合わず、
ええええーそれはないわーーーと思っていても、
多数派が推しているから準公式っぽくなり、
まったく納得いかない!ってことも起こりうる。
某キャプテンのメガネとか最たるものだと思う。
(※個人の意見です)
だから自分の「これ!」が「メジャの軸」と
外れてしまうということも有り得るし、その逆もまた然り。
しかし、そうやってマイナの民になってみると、
延々と己の「これ!」と付き合うことになり、
ただ「継続は力なり」とばかりに、
ずっと好き・推しと言い続けることによって、
メジャな好みの人たちが満たされて去った後でも「残る」。
そのせか(?)完結から10年後のイベントで
そのCPが最大派閥になったりするんです!!!(実話)
それから長年、ヲタクをやっていて思うのは、
好みが「メジャ」寄りの人の場合、
どのジャンルでもメジャなものを好きになる
→同士が多い→共有が多い→満足する
→好きの寿命が短い傾向が…見え隠れするというか。
逆に「マイナ」寄りの人の場合、
供給はずっと少ないので永遠に満たされない。
だからこそ続くんだよねえ…_(:3」∠)_
勝ち負けとはまた別に、雨垂れ石を穿つのように、
他に替えが効かないという愛があって
(それが思い込みであっても)
現実を殴り倒すこともあるよ、と思うので、
原作への愛とそれをまっとうすることは何より尊いのだ。
本当に。