そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

心に神をもつということ

私自身は「手相を見せて下さい」とか

「あなたの幸せを祈らせて下さい」とか、

素晴らしい教義を広めるご案内的な

玄関先への訪問ぐらいまでしか遭ってなくて、

幸いにして(と思う)深く関わらなかったんだけど。

 

ただ、大学卒業してからしばらくして、

新入生ぐらいのころに少し関わりがあって、

楽しい先輩だと思ってた人が、

別の大学の院に進学したあと、

すっかりカルトに染められていた…

みたいな話は小耳に挟んだことがある。

そのときは、その先輩と同学年の友人たちが

本当にガッカリしていたのが印象的だった。

 

それより少し戻って、高校卒業後、

元同級生とか同じ委員会だったとかが

ネズミ講(いわゆる勧誘系のアレ)にはまって、

残念な事になっているのを知って、

(同窓生に声を掛けまくるというヤツ)

友人達と寂しくなったりガッカリする、

というのもあったかなあ…(遠い話で曖昧)

 

そうそう、

あの当時はまだ、個人情報云々もなかったので、

同窓会名簿とかで実家の電話番号わかって、

両親も友だちならと、私の電話番号教えちゃって、

ってのもあったんだけど、

なんせ北海道だから深い傷にならなかった。

(物理的距離の勝利)

そういうの、就職してからは減るし、

時代もあったと思うんだけど

(さすがにオウムのことがあって社会が警戒してた)

ネット全盛のこの時代は別の危機がありそう。

反コロナとか陰謀論その派生な気がする。

 

ああいうのは心に効く薬だから、

(おそらく所謂カルトだけではなく、

宗教というシステムがそういうもなので仕方ない)

どうしてもはまってしまう人は出てくるんだよ。

心が強くても賢くてもお金持ちでも、

や、とにかく近付いたら自動的にアウトなやつ。

新興宗教が全部ダメとかそう言うんじゃなくて、

あれは麻薬と一緒なんだよね…

 

神が悪いわけではないんだけど。

何かを信じることがダメなわけでもない。

愛しすぎてはいけないというのではなく、

祈りの形に騙されてもいけない。

それでも命を救われるひともいるので難しい。