そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

誰にでも書ける実朝暗殺のはなし

今ちょっと、衝撃的なニュースを聞いて、

いろいろと心の整理が付かないんですが(大袈裟)

とりあえず週末来る前にと思って…

ついったでつらつら書いたンですが、

あれ流れちゃうので、ココでまとめておこうかと。

先週UPしたこちら、実朝暗殺のお話です。

www.pixiv.net

 

元々は、まず殿39話の実朝くん様が、

あまりに切なくて可愛かったのが発端なわけですが…

鎌倉殿とはまた解釈が違うとは思いますが、

実朝暗殺は本来、義時暗殺目的だったのでは?

というのが私の持論です。(いきなりですが)

そして、実朝暗殺には義時、義村、朝廷などなど、

様々な黒幕説があるのはご存じの方も多いかと思います。

 

私の理解だと、義時には実朝を殺すメリットがない。

実朝以上に鎌倉殿に相応しい駒がないし、

北条としても実朝を失うデメリットの方が大きい。

義村にしてもそうで、実朝に跡取りがいない状況で

公暁と実朝を両方失うミスを犯すとは思えない。

(実朝のあとを公曉がそのまま襲う方が全然良い)

だから黒幕説あるならゴトーバの工作の方が

まだ納得感があるかなとは思ってました。

 

というか、実はゴトーバ派と仲章が図っての

義時暗殺の失敗verかな、という感じがしてて。

あのとき、鎌倉的に失って一番ダメージが大きいの、

義時だと思うんですよね、間違いなく。

でも、鎌倉殿の場合は『災の種』の回からして、

公暁単独犯かつ義時暗殺狙いでは?という予想。

ま、いずれにせよ、実朝はどっちかというとと

ばっちりで暗殺されたんじゃないか、なんですが。

 

で、今回、鎌倉殿39話があまりにアレで、

実朝くん様にはどうにかして報われて欲しいけど、

ハピエンルートは史実としてはあり得ないので、

なんとかならんか!!

ちょっとでも実朝が満足出来るような死に目をさ!

と思って、悶々としてたんですよね。

で、鶴岡八幡宮でのアレが義時暗殺事件で、

更に公曉の最終目標が北条滅亡なら、

次に狙うなら泰時で、実朝ならそこ気づくはず…!

 

ってことで、そのシーンを目標に冒頭書いて、

次に実朝が死ぬカット書いたんです。

これ、私にしてはすごく珍しくて、

普段は一筆書きで頭から終わりまで順番に書きます。

多少後で追記はすることはあるけど、

ストーリーの流れに逆らうことはまずない。

こういう書き方をするのは人生で2回目くらいでは…

 

というか、実はがっつり暗殺シーン書く予定がなかった。

メインに書くのは39話の実朝くん様で、

死ぬ間際にあの和歌のやり取りを思い出したり、

泰時のことを案じて事切れる、つもりが、

書いてみたら、これ暗殺シーン書かないとダメだな、

になって、じゃあ承(起承転結の)も書かないとだ…と。

 

なお、実朝が殺される予感があったエピが幾つかあって、

あと公曉が実朝の首を持ち去ったのは記録にある。

ま、予感云々は後世の創作っぽいですが、

不穏な和歌を残してるのは本当だし、

胴体だけがお墓に入ってるという記録はある。

ということで、歩き巫女の予言、義時の身代わり、

首が落ちる実朝、北条の跡取り、と材料が揃ったと。

それをザーッと並べるとこの話になります。

 

ので、これも誰にでも書ける話だな、というか。

でもあと二週間後くらいに回答が出るので、

その前にと思ってさー、書けてよかったです!!

興味がある方は是非!