たこパの合間に(?)(語弊)
光る君へ、47話まで履修して、
無事に最終回、リアタイしましたよ…!
やあ、意欲的な平安大河、面白かったですね。
基本は少女漫画(しかも昭和)なんだけど、
所々、バイオレンスやら権謀術数で、
あっ、それも歴史物少女漫画の王道か…
ほらあれ、ベルばらとかはいからさん路線。
(たぶんね!!www)
そして劇伴の瀟洒なこと。
あれはちょっとサントラ欲しくなっててね…
今更だけどね…
(なお冬野さん作品というと、
実はスカーレットのサントラも持ってる!)
あ、劇伴はあとでもう一回触れる。
で、美術さんも素晴らしくて、御装束も調度も、
なにより「書」の美しさがね!すごい!!
文字が主役でもあると思うので、
毎回、まひろの書ももちろん、
(吉高ちゃん左利きなのにあれすごくない?)
実物が残る道長、行成や実資の文字も
(道長フォントはちょっとおかしかったw)
為人が現れるように書かれていてすごい。
また、光る君へは『物語』が主人公でもあって、
人生には物語や随筆・和歌、漢詩、文字が、
必要だというメッセージでもあるよね、って。
まひろとききょうの会話がその象徴だけど、
猿楽だってあれも『物語』だから、
庶民にも文字や物語は求められていたことを、
丁寧に紡いできた一年ではないだろうかと思います。
や、私もコロナで実感した、物語って、文化って、
不急だけど絶対、不要じゃない!!!
映画も音楽も舞台も絶対に生きるのに必要だ、
とほんと思ったもんな、って。
(読書はひとりで出来るんだけど、
その感想交流とかはしたいし、
その愛がダダ漏れになるのが二次創作だとw)
ああ、いま、わりと私がイベント出てるのは
その名残というか、あれがあったからだなあと。
あのときイベント軒並み中止になって、
印刷所様がピンチ!ってので、
折角なら本を作るか、となったのが大きくて、
マメに作るようになったんだよな…と思い出したり。
えー、私はわりと殺伐な時代が好きで(語弊)
ついつい、摂関政治のあたりは
道長ラッキーだったよね、ぐらいの解像度で
氏長者って大変だなーとかだったのが、
今回、周辺情報含めて知ることが多くて、
「平安時代面白いな」でした。いやいや。
あ、それと、道長とまひろの最後の数日、
見てて「千夜一夜じゃんか」と思ってたら、
まさにそれだったらしく、
劇伴に『シェヘラザード』が使われてたのそれか!
というツイを見かけて、え、そうなんだ、
教養すごいな?!と思ったんでした。
音楽にはまったく疎くてちょっと残念…
サントラで履修する? と思ったんでした。
この勢いで菅原道真公、大河になりませんか!
(いきなりの転換)(推しだから)
陰陽師はまあ既に古典になりつつありますが、
(歌舞伎になったらもう候補と思う)
応天の門が舞台化・宝塚化だったりで、
わりと熱いんじゃないかね、平安大河!
まあ、一番やって欲しいのは奈良というか、
まあ不比等が見たい…とてもみたい…!!
さて、次の『べらぼう』は蔦屋で、
その次は秀長ってことは、さらにその次、
うーん、また幕末?って云われそうだし、
やっぱり奈良時代どうですか!(しつこい)
不比等が主人公の大河やったら、
私の死期が近いと思ってください…うん…_(:3」∠)_
(近年、ないと思ってた光秀、義時と、
推しが大河の主役でしかも名作揃いだったので、
もし不比等でやって傑作なら、私の寿命来るな?
と思ってたんですよね…見たいけど死ぬな…?)