そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

持たざるものへの憧れ

今日はなんとか雑事を片付けて鳥展へ。

ほんとは先週行くべきだったよ、

というのも、けっこうな混み具合でね!?

そうだ、学生さん冬休みだよ。

特に男子二人連れ&グループも多くて、

さすが立体…!と思ったンでした。

(美術展や文化系より男性率高いなって)

 

てか、前情報として、大ボリュームだから、

心して掛かれい!と聞いてたんで、

じゃあ3時間あれば足りるかな~、と出掛ける。

180minだよ? それだけあれば…ん、ん、んん??

時間足りないね?? あと1/3ぐらいあるね?

と気付いたのが閉館30min前という…

つまり4時間コースでした、すごいね!!

 

哺乳類展もけっこうな密度と思ったけど、

あれも3時間でちょい足りなかったような…

(グッズショップ目当てなのもあり)

…はい、常に生物関係は4時間みろと。

そうですよね、そうですとも…_(:3」∠)_

てか、平日行けよと思った、うん。

 

そうそう、今回の鳥展は哺乳類展と違って、

多少、客観的になれたので気付いたのが、

シーケンサー新しいの小さいね!?

(今回はゲノム解析がテーマだったので、

主幹の先生のインタビュ動画があった)

とか、私、骨格標本が死ぬほど好きなんだな、

とかそういうのがさ…あれほんと美しい。

自分で作らないなら好きだけでいいんだな…

愛と執着は紙一重なんだよ!!(これは本当)

 

じゃ、ちょっとギャラリで。

こちらは入口のクジャクとシマエナガ(クリック推奨)

シマエナガ人気ですねー、なんでだろ。

金カムでスギモトに喰われてたのに…(無関係)

 

冒頭では絶滅危惧種を取り上げてましたが、

その実に4割以上が鳥類なんだそうで。

とはいえ、これはバイアスがあって、

たとえばホモサピに認識されづらい動植物は、

知られることなく絶滅していくので、

鳥類がホモサピに身近だというのの裏返し。

ま、それでもそれだけ現代の温暖化や

世界規模の開発が鳥類に厳しいということです。

 

で、有名なニッポニア・ニッポン

羽が美しいんですよね、標本でも。

なお羽を広げて見える風切り羽が「鴇色」です。

(ピンクに朱色を混ぜた感じの)

 

あとこの辺りからは趣味100%の骨格標本写真

こちらも日本で一番有名な瑞兆、タンチョウ。

頭骨から首、足までのフォルムの美しさといったら!

この繊細というか精緻な骨組があって、

はじめて大空を飛べるんだなーとかさ。

タンチョウは釧路湿原旭山動物園で見ましたが、

羽を広げた姿もやはり美しいです。

 

こちらはコブハクチョウ

首の曲線が「あー、白鳥!」な感じですよね。

 

こちら近縁種のコハクチョウ

ワンサイズこぶりですが、首の曲線はいっしょ。

本州ではこちらを主に見るかな…?

 

なお、毛のある標本

右がコブハクチョウ、真ん中オオハクチョウ

しかしこの図体でよくシベリアから飛んでくるよ。

根性だよね、すごいよ。

そして、あ、オガタが屈斜路湖で打ち落としてたヤツ、

と瞬時に思った自分は骨の髄までヲタクですね。知ってた。

 

はい、続きはまた明日!(ほんとか)