そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

狐の嫁入りモティーフで怪談を書く(前編)

組合せの話を書くと、それだけで終わって、

あっという間に開幕なので、

その前に「狐の嫁入り」ネタで書いたやつを

一通り解説というか解体してまとめておこうと。

や、青空でつらつら書いたンだけど、

酔っ払いだったからいつも以上に散文的だったんで、

ちゃんと収録しておくかなって。(反省)

 

狐の嫁入りは複数の現象を内包している、

というか、天気雨、鬼火の行列などなど、

珍しい(だいたいは自然)現象の総称でしょうかね。

つまり非日常で、異界の扉が開く瞬間のような…

ので、モティーフとして非常に気に入ってます。

特に絵面としてエモい?狐面を掛けた、

異形の嫁入り行列、を書くの楽しくてですね。

(お祭りとしてどこかが再現してるようですが、

このイメージ自体は最近のものなんだろうか?)

かれこれ10年以上、一次でも二次でも

隙を見ては書いている、気がする。たぶんそう。

 

こういう「怪異」と出くわす・「見える」人間は、

神の子どもか怪異自体に近い存在、彼岸と此岸の間…

という思い込みがあるので、

見える役を振る人間(キャラ)が偏ってるな、

と今回気付きました、そりゃそうだろなんですが。

今年書いた3本では、フカツ、海音寺、洛軍、

うちの右腕がそれぞれ怪異の行列に出くわしたと。

 

全員右(受け)なのは偶然、たぶん。

ワキタは神様の子どもだけどそういうの見えない。

秀吾ちゃんは見えるのにね…(天才つながり)

信一も物理屋さんもまあ見えないね。

瑞垣は見えても気のせいで片付けるタイプw

 

まず1本目、せっかく春コミでSD沢深本、

ゲ謎×百鬼夜行クロスオーバー本の2冊出して、

ついでにバテリオンリもやってるというので、

全員出せばいいよね!!ぐらいの勢いで書いた。

元々、フカツがこの行列に出くわして、

ワキタのビニ傘を渡していた話は書いていて、

そのビニ傘を取り戻す話を新刊に収録していたので、

その間を埋めるような一編です。

www.pixiv.net

 

そもそも、なんで花嫁に傘渡すの?と言われると、

絵面が綺麗だから、かな…フカツに訊いてもらえると…

(丸投げか)(イメージ優先だもんよ)

ビニ傘をさす花嫁御寮って楽しいし、なんですが。

何れにせよ、この狐の嫁入りは死神であり、

不吉そのもの…彼岸へと導く行列をイメージしてます。

 

だからフカツ、海音寺、洛軍や右腕みたいな

神に近い子どもは「呼ばれる」ことがある。

それをどう躱すか、というところで、

海音寺はテトラ(猫)、フカツはサワキタのビニ傘、

洛軍は地力で倒すと!(豪快)

(半分は龍兄貴のせいだし)

 

あ、小話の舞台が雑司ヶ谷になったのは勿論、

ウブメが元ネタだったからだけど、

ちょうど荒川線使うと沿線にWがあるので、

海音寺なら東京行ったついでにうっかり乗りそう、

というイメージでもありました。

あの人、鉄だもの!(これ超独自設定だな)

や、巧ってWのエースやってそうじゃん!!

(今は若虎の大竹君なかんじ)

 

なおフカツの進学先はぼんやり…

ですが、TOKAI大じゃない(それは牧さん)

でもインカレ三連覇してほしいよね!

全日本のキャプテンやってほしいじゃん!

と、そこここに願望をまぶしているのは仕様です…

 

それと白無垢なら紅色の16本骨傘がいいよね!

というビジュアル優先な話だったりしますが、

それを選んでるフカツを想像すると可笑しいです。

『深津先生の理科の授業』で、

ちゃんとサワキタのビニ傘も回収してますが、

時間というか年表的にはフカツ、

20年近く花嫁御寮と攻防を繰り返していた計算になる、

んではないかと。気が長いな、さすがフカツ。

 

はっ、まだ半分くらいしか書いてないのに、

すっかり長いな!残りはまた後日で…_(:3」∠)_