そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

読解力の問題

若鷹優勝おめでとうございまーーーす!

一時はどうなることかと思ったけど、

やっぱり強いねえ、というのが実感です。

北熊はまだまだ若いというか青いんだろうな。

なお、春先の低迷は怪我人続出もだけど、

正捕手が変わったせい、とは福岡の友人談。

 

ということで(?)閑話休題

あ、この閑話〜も死語とか云われるんだろうか。

そっちの方で盛り上がってしまいましたが、

ちょっと前にごたごたしていた某アニメの。

そこにも関連するのでひとつ書いておこうと…

 

結局、自分が無批判に好きだったものが、

実は誰かを傷付けていたから排除された、

と言う事実に耐えられない一部の人間が

発狂した(誇張表現)だと思いますが、

とうとう「脚本家はクリエイターではない」

「アニメに思想を入れるな」まで来て、

なに言ってんだ?になって飽きられましたかね。

 

それにしても、あの界隈、インタビューも

それに纏わる記事やツイートなどなどの

テキスト情報を明らかに誤読している、

若しくは曲解していて、いくらなんでも…?

どういうことなの??になってさ。

 

で、一部は明らかに狙ってやってて、

燃やしたいとかバズりたいとか、

とにかくミスリードして炎上させてる。

これがアジテーターというやつかー、

とうっかり感心しちゃうんだけど。

それ以上に、本当に読めてないんでは?

と思われる方がだいぶ心配というか…

え、大丈夫? と心底不安になる。

 

たとえばこれ、いちばん大事なところに

(男女問わず約束は守らないといけない)

マーカーが引いてないんだけど、

それを指摘すると、

いや、重要なのはそこじゃない、と反論する。

じゃあどこが重要なのかを訊くと、

ジェンダーフリーに育てる」がダメ、とか

「子どもの思想を統制している」と来る。

統制…?? これは軌道修正だよね?

ジェンダーフリーは社会的性差がないことで、

それでいい事じゃんね??というか。

 

…日本語読めてます?

 

になるよねえ。まあそうだ。

でもこれ、これだけの人が間違えている、

てか、テキスト情報を多く摂取してるだろう

ツイ廃のひとたちにも散見されるってことは、

世の中にはこの読解力レベルの人が

けっこういるってことなの…?

とちょっと衝撃を受けているというか。

 

思い起こせば、確かにここしばらく

若者のドキュメント確認しているけど、

顧客の要望や指摘を読み取れてないなー、

ってところ多くて、大丈夫なん?って思ってた。

逆に、言いたいことが説明出来てなくて

(え、これってこういうこと?と訊くと、

書いてあることと違うことが出てくる)

そりゃおまえさんダメでしょ、になる。

 

ま、幸い、前者は少なく後者が多いので、

理解はしてるけど表現力が不足している、

ってことで、まだ練習すればいいか、になる。

しかし、読解力を鍛えるのって、

オトナになってからは大変だろうなあ、って。

 

なお、二人の男児をもつ職場の友人は

本人は才媛だし、旦那さんは研究者なんだけど、

上の子だったかな?の国語の成績が残念らしい。

読解力がなくて、文章を音読させると

きちんと、というか正確に出来ないんだって。

 

これ、音読って読解力を測るために有効で、

足りないと要らない言葉を足したり引いたり、

そこまででなくても接続詞や助詞を間違う。

そうすると意味って変わっちゃうんだよね。

中学生になるんだっけ?ヤバくない?

めちゃヤバイ、どうしよう、という話になった。

親御さんたち賢いし、旦那さん読書家だし、

そこは関係ないんだ…と驚いたなあ。

読解力ってどうやって身に付けるのか、

ママ困ってたなあと…ねえ…

 

まあそんなことを聞いていると、

そもそもの問題は読解力の差というか、

世界の解像度の差ではないか、というかさ。

 

で、今回の「無言の帰宅」のあれこれでも、

これは結局、読解力の問題じゃね?

前後の書き込みを見れば「不幸なこと」

「喜ばしくないこと」が起きてるのが解るはず。

それが読み取れてないことが問題、

という話で、それだろうなーって。

前後の文脈から読み解く、って、

国語と英語のテストで散々やったやつ。

あれは更に論理学になっちゃうんですがね…

って、前にフカツに云わせたな!

と拙作を思い出したのでした…ฅ(•ㅅ•*ฅ)

 

しかし、そんな中で「小説」という

文字のみの情報で創作している者としては、

けっこうな危機感というか、難しくなってるのか…

小野主上は出来てるらしいんだけど(十二国記で)

字義や本義を正確に把握していなくても

「読める」文章かあ…となってるのでした。