そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

北の逃避行

思い出話を一席。

私、温泉旅行は基本、

逃避行だと思っていた節がありました。 

や、昭和のなんとかサスペンス劇場じゃないけどさ…

さすがに就職した後は、ふつうに

家族や友人達と温泉旅行もやりましたが、

学生時代に行った温泉旅行が逃亡だったから…

 

北海道はちょっと行くと直ぐ温泉なんですが、

だいたいが秘境の地、までいかなくとも

公共交通機関が弱い地域でもあるので、

だいたい友人の車で出掛けるわけですが、

それはまあ温泉旅行というより、

本当に風呂に行く感じ、日帰りだしね… 

 

そんな中、唐突に独りで温泉に行ったりしてて。

しかも定山渓とか登別とかじゃなくて、

小樽の隅っことか、いきなり道東とか(本当)

たぶん卒論とか修論がヤになってたころ…

まあ、つまり敵前逃亡や現実逃避だったので、

妙な孤独感と満足感があったのを覚えてます。

ああいうのを寂寥感といいうんじゃないかしら。

 

で、せっかくあいぺんしるあることですし(?)

思い出の道東旅行を図示してみましたwww

ここにおいでになる方だと、北海道のサイズを

正確に把握している方はどれくらいかしらね…

本州だと東京から岡山までの距離くらいかなあ?

 

まず初日というか0日目から番号付きで、

①1日目夜に札幌発網走行きの夜行列車に乗る。

(たしかラボから直で札駅行った記憶があります…)

 

②早朝網走に着く、斜里に移動したいが、

恐らく始発がまだだったので網走刑務所の門を見学

→電車で斜里へ→ウトロまでバスで移動

→ホテルだったか?で流氷を見ながら温泉を敢行

→斜里までバスで戻る→斜里から釧路鉄道で摩周へ

摩周湖ユースホステルで一泊

 

③朝から摩周湖展望台でダイヤモンドダスト見る

屈斜路湖の温泉へバスで移動

→風呂の後、バス停に行く間にエゾシカと遭遇

→バスで摩周に戻ったか弟子屈か…

→釧路鉄道で釧路湿原縦断

→釧路から札幌まで特急おおぞらで札幌へ戻る。

(札幌直前で吹雪で電車止まった)

 

という感じだったはず、所々うろ覚え。

しかし、本当に移動がメインで、

観光らしいことは車窓の風景を愉しむだけ、

あと風呂しか入ってないです。

食事をした記憶もほとんど無いんだよねえ…

あ、摩周湖ユースホステルはすごく良かった、

ご飯が美味しいので有名らしいです。

 

あとアットホームというか、お茶会というか、

夕ご飯のあと軽くおしゃべりする時間があり、

ユーは何しに道東へ?と聞かれて(まあそうだ)、

ちょっと回答に困った記憶はあります(笑)

最近のユースはどうなんだろうなあ。

なお、なんで道東にそんな気軽に行くよ!?というと

学部生のころ臨海実習で釧路の先の厚岸に

2週間×2くらいいたことがあって、

帰りに釧路湿原屈斜路湖摩周湖・阿寒湖は

友人達と旅に行ったりもして、好きだったんでしょう。

 

あと帰り釧路の駅でね、マリモ羊羹買ったんです。

(おそらく牡蠣飯とかも買った…たぶん)

アレが好きで。

爪楊枝で刺したときの感触とか、

説明書きの「サス」ってフォントとかが楽しい。

そんなことは覚えてる奇妙な旅でした。