今更ながら、
なんで人魚話書き終わらなかったの…?
と反省しています。いやほんとに。
まあ、話の長さをコントロール出来なくて、
書いてみないと解らないあたりが悪い。
プロット立てろっていう話もあるけど、
書くの遅いのか…?
キータッチは遅くないと思うんですが、
組んでから書くなら早いとしても、
考えながら書いてるからなんだろうなあ…
や、ちゃんと東京と京都で出せれば、
認知も広がって良かったのになって。
まあ…気長にやればいいけど…(いつも)
二次と違って常に旬だからね、オリジナル!
ということで、今日は『上海狂詩曲』のご紹介。
大正時代(1920年頃)の上海を舞台に、
新聞記者・瑞垣が出会う怪異と事件にまつわる
連作短編集、ミステリ風味の怪談です。
徐々に若返る屍体が遺棄されては消え失せる事件や、
上海に存在する、という噂の真相とは?
え、何言ってんだ?と思うでしょう、
そうなんですよ! でも本当なんです!!
大正ロマンな上海を再現という意欲だけはあります…
主人公が某児童小説の登場人物と似てますが、
中身はもう別人なのでご容赦下さい…
いやしかしあんな物語に付き合ってくれる、
いい奴なんですよ、苦労性だけども。
なおこの一冊、非常に装丁が気に入ってて。
表紙は収録作に出てくるラナンキュラスと
梅をモティーフにしてます。自前。
扉はこんな感じで中華風
や、中国っていったら梅だなって…?
目次はこんな感じで、
ちょいちょい鳥獣戯画をあしらってます。
イラストがすぐ手に入るネット有り難い…!!
風神雷神図なんかの絵画や美術品が
わらわらっと出てくるシリーズなんですね。
私が好きだからなんですが、何故かというと、
上海記者倶楽部が舞台、と見せかけて、
え、なんで?!デスヨネー。
読めば分かります…!
とりあえずノッブの衣装が見所です。
始まりな感じの表題作
中編『夜の烏』はこちら
なお、今回の東京に間に合わなかったんですが、
1月の京都では、壇ノ浦に消えた宝剣を探したり、
不老不死をもたらすという人魚を巡るお話を
収録した続編を出す予定です!きっと出す!!😭
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