思い立って、というほど突然ではないけど、
ガウディみたいに予定してたわけじゃなく、
ちょっとトーハクに行ってきました。
古代メキシコ、たぶんついったアカウントが
去年のポンペイ展と共同なんじゃないかな、
そのままフォローしてたので宣伝が来る(笑)
そしたら面白そうだったからさ…!
や、ポンペイより全然、
予備知識がない地域と時代なんですけどね?
メソアメリカというと、
たしか…太陽神が中心だっけ?
ほら、マヤ文明とかアステカとか…
ぐらいの解像度ですよ、申し訳ない!!
しかも、ぼんやり
「確か生贄がいっぱい出てくる」というか、
リアル「心臓を捧げよ」な文明だと。
(これ、何から来たイメージなんだっけ。
ルパンかな、インディかな??)
要するに、生贄から心臓取り出して
祭壇に掲げるんですよね、確か。
みたいなイメージしかないという…すまん…_(:3」∠)_
や、生贄自体はそれほど珍しくなくて、
特に自然が厳しい地域ではごく当たり前、
日本だって水害や火山の噴火のとき、
川や山に人身御供投げ入れてたでしょう。
(たぶんね)(そのへんもテキトーだったり…)
ただ、神官が心臓を取り出す生々しい絵まで
ちゃんと残ってる地域ってことで…ちょっと。
あれは捧げるのを具象化というか、
そのプロセスまで重要視してたんだ。
当然、高貴な身分(王族とか)のお墓には
副葬品と逢わせて人柱も埋まっていると。
これ、新年に見た兵馬俑だと、たしか
「ヒトの代わりに人形を作って入れた」
のではなく、
「人形を入れるべきなのにヒトになった」
という逆転現象が起こっていた、
(秦の時代が特異点というはなし)
っていう解説に度肝を抜かれたけど、
それに通じるものがあるというか…
何を生贄=神への供物とするのか、
という価値観の問題でもありそうだなって。
どうもメソアメリカの神様は
自分を犠牲にする(厄介な!)存在で、
だからホモサピにも犠牲を強いていた、
みたいな解説に「迷惑な」と思ったのは秘密で。
いずれにせよ、生贄に顔があるんですよ。
高貴な身分ならなおよし、みたいな傾向も。
命に意味のあることの裏返しなのか…
なかなかフクザツです。
あ、全展示物撮影可なので、
お好きな方はカメラ持参で向かって下さいね!
Pad写真だけどいくつか。
このへんの人形の顔がかなりの精密度で、
つまりこの細かさで生贄も再現されてます。
生贄の顔が重要視される文明ってすごくない?
青が珍重されているのはよく解る。
あと案外、動物もユーモラス、ていうか
やっぱり目が大きくなっちゃうのね…(?)
文明の交流とか移民とか、あの頃もかなり頻繁に、
というか間に行われてたみたいで、
ホモサピ、ちっとも賢くなってないな、
とか感じたりしてました。(いきなりの話題)
まだいろいろ写真はあるので、また今度。