そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

生きるために戦う女たちに○を

朝ドラとらつばのおかげで、

米津氏のさよならまたいつかを聞いてたら、

ついでにUルトラマンに思いを馳せる夜です。

(続けてM八七を歌詞見ながら聞いた)

なんつうか、言語化の天才だな…??!(知ってた)

 

前から書いてますが、私は音の認識力が

他の力に比べてたぶん極端に弱くって、

ふつうに聞いてると意味が取れないんですよ。

すっごく集中して聞かないと無理で。

字幕や文章での理解度に全く及ばないので、

ただ曲を聴いてるだけだと

いい曲だな(ぼんやり)としか分からなくて、

歌詞をちゃんと読んで「ああああ」と分かる。

 

で、M八七なんかは歌詞を読んで、あと

「一回ウルトラマンにならないと書けない歌詞」

と云うコメントを見て、

あーーーー!そうだーーーー!!

赤べこのように頷いたことです。

だって

「痛みを知る ただ一人であれ」

ですよ? 何処から出てくるんだ??とね。

 

や、このインタビュ記事が秀逸で。

natalie.mu

ほんと…すごいな、この理解力というか

世界の解像度の高さというかさ。

その上でのこの言語化能力ですよ。

天才か!天才だな!!知ってた!!!

なんか毎回、米津氏が手掛ける主題歌に

解釈で負ける現象、が起きてるんだけど、

それはそうだよね!これじゃあね!!

と頷くしかない内容、すげーよ…_(:3」∠)_

 

まあ、そうなんだけど、

そういうアーティストが手掛けてくれてよかった!

と思うくらいいいドラマです、虎に翼!!

あの時代、だけじゃない、今現在進行形の

女性が生きていく上での侭ならない感じと、

男性だって圧迫されている感じ。

 

あれから100年たったというのに、

今でも選択的夫婦別姓同性婚も認められないのに

女性を無能力者として夫の管理下に置いたときと

そっくりな共同親権が法律で定められようとしている。

今まさに、我々が直面している問題なんだよね。

 

そこで思い出すのが、うちの母上は

リケジョなんて言葉のなかった時代の

由緒正しいリケジョな才媛(ほんとう)だけど、

私が就職活動始めるときに

「学校を卒業したらね、

女は100m後ろから走り始めなきゃいけないの」

と真顔で言ってたのが忘れられない。

彼女の地獄はどんなものだったろうか。

 

私は幸運にもそれほどの地獄は見てなくて、

(仕事は飯の種と割り切ってるせいもあり)

むしろ、その母上からの嫁に行け圧力が絶えられず

わりと大きめの親子喧嘩もしましたが(笑)

毎日楽しいです。ヲタクでよかった!!


ってことで、大河といいフェミニズムがテーマな

ドラマがけっしゃの看板で重なるの、

貴重だなと思うので、今後も楽しみです。