そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

苦手意識

結婚することは家父長制に加担していること、

とまでは思わないけど…(なんか見た)

 

ただ、明らかに今の婚姻制度、というか、

結婚というシステムに納得ができなくて、

どうしてもダメだった、というのはあるかなあ。

受け入れがたいというより、理解が出来ない。

 

でも、これでも常識人なので(本当だ!)

社会一般として祝うべきこととは思ってるので、

身近にあればお祝いするし、

そりゃ振袖着て受付ぐらいはしますよ。

友人代表の挨拶だってしました、頑張ったわたし!

 

とはいえ、どうしても理解は出来ないので、

これが創作においてあんがい大変で、

「結婚」という通過儀礼というか、

設定や物語上の「装置」としてしか書けない。

そこにはなんの感慨も思い入れもなく、

キャリアやイベントでさえない。

これがけっこう致命的に「お話づくり」に出る、

というのはしみじみと実感しているところ。

 

や、BL含む恋愛小説って、

どうやっても避けて通れないものなんですよ。

特に現在、BLは本当に恋愛が中心になった、というか、

恐らく一番恋愛至上主義のジャンルなので、

これがねえ…どうしようもなく合わない。

てか、私の守備範囲に入ってこないという…

だからまあ、私が描いてるのBLじゃないんですが。

そうだよ、知ってた。

 

ので、そうだよ、恋愛ものじゃないんだから

そうならないんだよ、我慢しろよ!

みたいな作風になっていますが、通常運転です!!

あ、いや、ほら、現実問題として、

今の日本では同性婚が認められていない、とか

制度の後進性に憤ってるとかじゃなくて!

とらつば見ても100年前と変わってねえ、

なんたる理不尽、と怒ってるわけでもなく。

いやそれは常に思ってるし、そのせいではあるけど、

私にとっては、ゴールにもスタートにもならないから

物語に「使えない」というだけの話、というか。

 

や、「結婚」って、どうやったって

エモーショナルなイベントとして扱われるんですよ。

でもそこに感情移入できない、というか、

呪いみたいなもんじゃん、と思っちゃうわけさ!

そこにはカタルシスも萌もないんだ!!

 

えーと、まあ朝ドラや大河のおかげで、

最近、そういうのが顕在化されているので、

ついつい、自分の不得手に直面させられるのでした…