そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

村への寄り道と構造の小説のはなし

さて、二度目の入村して確かめたので(?)

ちょっと寄り道を仕上げてみました!

今年はこんなのばっかりだなwww

www.pixiv.net

 

や、だってあれ、初回入村のとき

「ん? ん?? 狂骨って、京極堂???」

と動揺したのは私だけでは無いはず。(きっと)

 

で、いつかTLを過った、

偶然、水木と出会った関くんが京極堂に水木の話をする、

というネタが素晴らしかったんですよね。

↓これ

 

ただ、よく考えると逆もありというか、

南方戦線で出会ってるんじゃね?と思って、

ざーっとネタが出たんですよ。

いやこんな明らかなネタ?きっともう出てる、

と思って支部探したんだけど無くてさ…

まだ無いな…しょうがねえ、書くかと思って(?)

 

で、いざ書いてみると気付くもので、

百鬼夜行シリーズはストーリーはなくて構造があるだけ、

という京極先生の談がよく分かるというか。

シリーズ読んで20年以上経つけど初めて実感した。

だから、物語の省略が出来ないというか、

やるとエピソードごと無くなる。

キャラに依存せずに物語が展開するというか…

難しいなwww


今回の小話を例に取ると、元々原作には

木場修が関くんを背負ってジャングルを逃亡した話、

子どもの頃に木場修とエノさんが

旗ちゃんから気味の悪い夢を見ると聞いた話、

旗ちゃんの夢は夢じゃなかった話、が要素としてある。

一方のゲ謎には、

水木が南方で玉砕させられて失敗した話、

復員してから哭倉村の事件と鬼太郎との出会いがある。

 

これらの要素を組み直して繋げるただけの話なんです。

だから、全部既にあるネタを使ってるので、

ストーリーは無いも同然というか、構造があるだけ。

たぶん誰にでも書ける。

というか、私も元からこういう書き方してるな…

と、妙に納得したのでした。いやはや。

 

ま、無事に寄り道も終わったので、

大人しくまずインテのペーパーの準備しようかな…