今日は今季初の神宮でした。
…は?初!? と、自分でもびっくりですが、
なんだろう、春に原稿やるとこうなる…?
(単に時間のやりくりの問題っぽい)
そしたら、やっぱ新基準バット、
木製バットに近いですかね、音と飛距離が。
あー、なるほどーって思ったンだけど。
あと、やっぱ大学生のお兄さんたち上手、
守備の速さ(動作や送球)がはっきり違うなって。
ま、ワー、あの子らが元気だー!と思ったり、
裕也がかっこよかったので満足です。(邪)
えーと。
それはそうと(野球はまた明日あたりに)
虎に翼からフェミニズムの話をしますよ!
昨日ちょっとTLで話題になった漫画
#漫画
— 坂本寺 (@temple_saka) 2024年4月30日
#漫画が読めるハッシュタグ
再会した幼馴染がフェミニストになってた(1/10) pic.twitter.com/w7kAg8EfqK
や、これはすごく好い漫画です。好き。
どうしようもない分断を、
理解し合えないままでも乗り越えたい意志と
その野望があるじゃんね。
なんですが、それに
「そこはかとなくズレたふわっとしたフェミニスト感」
という引用リプがついてて、
リアルに「は???????」と声が出たんですが。
ズレてねえよ、ふわっともしてねえよ、
我々がこれまでも今もこの先も、
ずっと直面している現実そのものだよ馬鹿か?
と思ったんですよね。(手加減なし)
ただ、この見え方の違いが
この漫画が描いてる分断そのものな気がする。
見えてる世界があまりに違うというか。
ちょっと前に話題になった隣り座席の問題、
永遠に認められる気がしない夫婦別姓、
なのにいきなり法改正されそうな共同親権、
ずっと被害者が出続けてる痴漢の問題、
同じ根っこなんですよ。
我々、女が常に直面している不利益、
ずっと押しつけられている不平等を、
これまで、そうじゃない側=男達は存在を無視して、
ずっと存在しないことにしてきたのを、
ネットとSNSのおかげで顕在化したという話。
ずっと利益を享受してきた側は問題が認識できないし、
そもそも何が問題かが分からない。
だって困ったり不愉快じゃなかったんだもん。
それは一方が我慢して、不利益を被っていたからだ、
と声を上げたら「我慢しろ」「それはおかしい」
「そんなのは問題じゃない」と言い出す。
ちげーよ、お前らが無視してきただけだろ、
ずっとずっと、誰かが我慢してたんだ。
そして今、それを声に出すと、
「女さん」とか「フェミ」とか侮蔑される。
現代に於いて、「フェミ」という語は
ネット上では本来のフェミニズムと切り離され、
まったく違う語になってしまった。
その過程も現状も醜悪そのものだけど、
その乖離にこそ問題の本質があるんだとおもう。
女性が、男性と同じように、
自分の事を自分で決めて生きられるというのが
フェミニズムで、当たり前の権利じゃないか。
うちの母上はまあ才媛なんですが、
それでもそうとうな苦労をしていた、はず。
今でこそ、父も引退して家事に精を出し、
っていうか、父さんの方が明らかに向いてる…
ので、まあ、割れ鍋に綴じ蓋やってますが、
同じ職業で同じことをやっているのに、
子育て(つまり私が小学生くらいの間は)
出勤は1時間遅く、退勤は1時間早い、だと
研究成果に明らかな違いが出るはず。
(ただこれ難しいのは、この仕事は作業じゃなく
そこそこクリエイティブなので時間には比例しない。
能力と環境に比例するところ…これはまた別の問題)
今だと、子どもが熱を出した、怪我した、
学校行事だ、と仕事を抜けるのを子持ち様が〜
ってまたアホみたいなネット記事出てましたが、
女同士の問題じゃなくて、あれは事業主の怠慢だから!
そこを従業員同士の確執に押し込めてるのが
すでに罠だし欺瞞だよね。
痴漢にあうのも、ぶつかりおじさんに出くわすのも、
夜に一人で自由に出歩けないのも、
タクシーの運ちゃんにタメ口利かれるのも、
勝手に定食のご飯が減らされるのも、
○姫デーってピンクのユニが配られるのも、
逆にレディースディというのが存在するのも、
「女」が軽んじられてきた証拠でしかない。
私は、女を侮るのを辞めろと、というか、
無自覚に搾取するのを止めろと言っている。
たかだか性別が違うだけで、
どうしてそんな目に遭わないといけないのか、
この理不尽に耐える義務はない。
と、女は男と番わず、子を産まなくなるだろう。
そんな時期にもう来ている。