建築って物理だよねえ…
と、先日のガウディ展見ながら思ったんですが。
…いや、そりゃ当たり前なんだけど、
わりと忘れてるな自分というか!?
特にガウディの作品の場合、曲線・曲面とか
力のかかり方がイレギュラなフォルム多いし、
(あれを有機的と表現されるし、
一般的な用語として、まあそうなんだけど、
有機無機なら、Cが入っているか入ってないか、
と思っちゃうクセがあるので向いてない自分…)
「どうやって出来てんの?」(崩れずに)
というの多いよね、という話で。
で、その平曲面を説明する模型が
THE 物理だッたなあという話なんですが。
こちら、いったい何かというと、
ふつうの円筒形の構造を捻るとこんな曲面を描く、
というやつで、同じ材料でもこうも変わる、
これを建築物に利用したって説明、だったはず。
あとこちらは天井というか屋根というか。
同じ平面に平行に並んでいる直線=棒を、
揺らす波を再現している模型ですが、
この波形の構造を利用してる建物があると。
あと、サグラダ・ファミリアで顕著な
「二重ラセン柱」の構造について。
そちらの方が強度があるという話なのか、
バランスが良いという話なのか…
が、だからといって柱を構成する多角形が
途中で変わるようなデザインになるのは何で?
と、問い詰めたい気持ちでいっぱいです。
(誰を? そりゃ巨匠をですが…)
しかしコレのおかげで奇想というか幻想というか、
他に類を見ない建築物になってるのは本当。
無理のない(力学的に)構造を得るため、
吊り下げ模型みたいなのを作ったり、
工夫はしてるのがまた、偏執的だなって。
(※これはこれで超褒めてます)
ま、天才は何をしてもいいってことだな(?)
もうちょいサグラダ・ファミリアの全体図とか
構造は調べてみても楽しそうだなー、
と思ったのでした。(いつ????)
なお建築系の展覧会だと、男性客と
カップル客(特に彼氏さんが積極的な)が多くて
いつもと違うなーと思うのでした。
で。
とりあえずサンノー応援上映とれたので
行ってみようと…思います…?
ちなみに鑑賞履歴が半分ザファでおかしい。
や、もっと見てるかたは全部埋まってるんでしょうけど。
ついでに出社日に怪物を見るか迷うところだなあ…
(こう、今のうちにもりもり見ておかないと、
あと三週間もしたら夏大で埋まるからですよ…!)