そして世界は踊る2

日々の呟きやらなにやら。

『物語』が届くということは

フリーレン見ているのに話が分からない層が

ある一定の割合で存在している。

物語ではなくキャラを消費している。

(雑な要約)

 

というツイが流れてきて、嘘でしょ!?

あれ物語が分からなくて楽しい??

と、思うのはデフォとして、それ以前に

流れとしては非常に単純な物語が理解出来ない、

っていうのはけっこう大変なんじゃ…

 

と思ってたら、それに対して、

そもそもファンタジーRPGの素養がないと、

魔法が何たるかや、エルフとかドワーフとか、

勇者、戦士、魔法使い、僧侶とかの役割が

分からないから意味が通じないのでは、

というのに「マジか!でもそうだな」とかね。

 

『魔王を倒したあとの世界』だから、

そもそもそういう説明を端折っているというか、

導入もないし、知ってる前提で話は進む。

ただ、そこが本質ではない物語でもある。

だけど、読む上でそういうところが気になる人は

途中で「コンチクショウ」で止めちゃうかもね。

 

私、何で学習したかなあ…

ドラクエ・FFとロードスあたりだろうか…

もう知ってて当然だから気付かなかった説。

あとこれ、悪女転生ものではあまりなさそうだけど、

中華風後宮ものだと、宦官が何か?とかで

躓くことがある…だろうか…?

知らない人っているの…? 歴史で習うような。

(ほら、司馬遷とか高力士とかでさ!)

 

そして、それもあるけどともかく、

そもそも世界観の共有とか前提とする知識以前に、

普段は「物語」を必要としない層に届いた

大ヒット作ってことの証左では、

という言に頷いたりしています。

や、私は常に物語を必要とする人間けど、

そうじゃない人もいるんだよね、世の中には。

(違国日記で出てきたそれ!!)

 

更に言えば、物語を理解しなくても愉しめる、

という話でもあるし

そもそも物語を理解出来ないとは??

という話でもあるような。

そういう人に聞き取り調査はしたいな…

(単なる好奇心ですが)

 

まあ物語を綴ってる人間としては、

それを楽しまない人たちには届きようがないので、

どうしようもないのかなあ…と思いつつ、

そもそも、物語を楽しむ人にも届いてない、

っていうか、どうやったら届くだろう、

ということを考えるべきなのでは…?

 

と、ぼんやり考えています。